振袖に対する想い
振袖には京扇の特別な想いが宿っています。
『京扇』は、茨城県岩瀬町(現在の桜川市)で1945年に創業しました。
以来、70年以上に渡り、皆様へ着物をご提供してまいりました。
その中でも、振袖には特別な想いがあります。
振袖の歴史は古く、発祥は江戸時代まで遡ります。
当時より振袖は、未婚女性が祭礼などの場面で着用する正装として用いられてきました。
現在では、成人式に着用する晴れ着として、皆様には馴染みがあるかと思います。
そんな晴れの舞台で着用される着物だけに、お召しになるお客様、そしてそのご家族にとって、
振袖選びはとても大切なことです。
なかには振袖を試着する娘さんの姿に、
熱いものがこみ上げる親御さんもいらっしゃいます。
私どもは、そうした家族の温かみに触れられることに喜びを感じ、
また同時に、「人生の大切な節目を華やかに飾るお手伝いをさせていただく」という
責任感も強く感じております。
『京扇』の長い歴史のなかで、親子3代に渡り、
私どもの振袖をお選びになってくださったお客様もいらっしゃいます。
この確かな信頼こそが私どもの強みです。
皆様の素晴らしい門出をぜひお手伝いさせてください。